Joey's 700N mod
- 全長
- 20.5 cm
- 重さ
- 17.6 g
- 考案者
- Joey
- インサート
- あり
必要な素材
- 700N(キャップ):2
- Pilot BPS-GP(グリップ・ペン先):2
- Lion GL-530(グリップ側ペン先・グリップ・本体のグリップ部分・ノック部品・天冠):2
- Colors-in-Motion 回転クレヨン(本体):1
- Insert:1
- ビニールテープ:適量
作り方
手順 1 回転クレヨンの準備
回転クレヨンを空にし、12cmに切る
手順 2 700N の準備
700N はキャップだけ使う
手順 3 GL-530 を分解する
分解後、次の5つのパーツだけを2組ずつ使う:
(1) グリップ側のペン先
(2) グリップ
(3) 本体のグリップ部分
(4) ノック部品
(5) 天冠
手順 4 GL-530 を切る
(3) 本体のグリップ部分と (5) 天冠を写真のように加工する
注:GL-530 のプラスチックは硬くて割れやすいので、糸ノコで慎重に切る
手順 5 BPS-GP のグリップを切る
BPS-GP はグリップとチップだけ使う。グリップの切り方:
前から数えて16本目の線で切る
後ろから4mmの所で切る
切ると写真のように3つのグリップになる
手順 6 インサートとビニールテープを用意する
インサート:9.6cm、1枚
ビニールテープ:5cm×1.1cm、2枚
注:インサートの幅は調整できます。紙の厚さによってインサートの重さが変わり、全体の遠心力に影響します。遠心力が足りない・強すぎると感じたら、幅を変えて重さを調整してください
手順 7 キャップの組み立て:BPS-GP のグリップを付ける
写真の向きで BPS-GP のグリップを付ける
手順 8 キャップの組み立て:GL-530 の樹脂チップをねじ込む
GL-530 の樹脂チップを、グリップの前端とちょうどそろうまでねじ込む
手順 9 キャップの組み立て:BPS-GP の中央のグリップを入れる
BPS-GP の中央のグリップを GL-530 の天冠に入れる
手順 10 キャップの組み立て:天冠をグリップ側のペン先にかぶせる
天冠をペン先にかぶせる。中のグリップでペン先が固定されるはずです
うまく付いていれば、上から見ると2枚目の写真のようになります
手順 11 キャップの組み立て:GL-530 のグリップを付ける
GL-530 のグリップをこの向きに広げてかぶせる
グリップはある程度伸びるので、下の1本目の線までできるだけ伸ばす
注:GL-530 のグリップの前端には継ぎ目があり、ハサミで広げるときに裂けやすいので十分注意してください(2枚目の写真は裂けてしまった例)
手順 12 キャップの組み立て:BPS-GP のチップを入れる
キャップに BPS-GP のチップを入れ、棒などでできるだけ押し込む
注:押し込む深さで最終的な遠心力が決まります。両方のキャップの深さを正確にそろえないとバランスが崩れやすくなります
手順 13 本体の組み立て
本体を写真のように組み立てる
ノック部品はここでは「回し心地の調整パーツ」です。まずはだいたいの深さにして、最後に試し回ししながら深さを決めるか、入れないかを決めます
- 深く入れるほど遠心力が打ち消され、リバースや複雑なコンボに向きます
- 浅く入れるほど遠心力が大きくなり、大技がやりやすくなります
- 入れない場合は回し心地がシンプルになり、全体が軽く遠心力も大きくなります
手順 14 最終組み立て
写真のように4mmの BPS-GP のグリップを付ける(向きに注意、切り口をキャップ側に)
700N のキャップを奥までしっかりかぶせて完成!
補足
#### 素材の注意点
1. 700N は新版(下の縁が長いタイプ)を使ってください
2. 回転クレヨンは Colors-in-Motion が一番手に入りやすく、たいていの文具店にあります。700N の軸と太さが近い回転クレヨンなら基本的に使えますが、ほかのメーカーや軸では回し心地が近いとは限りません
3. Colors-in-Motion は品質にばらつきがあり、軸が曲がったものに当たることもあるので、買うときによく選んでください
4. 配色は自由です。作者の赤い1本がスモーキーなのは、珍しい「グレー」の軸を使っているため。材料の写真はより透明に近い「シルバー」です
GL-530 の本体のグリップ部分(パーツ3)はとても割れやすく、インサート交換時につぶしやすいです。インサートを決めたら、何度も抜き差ししないのがおすすめです。(賴寬鴻さん、ご指摘ありがとうございます)
作者より
回し心地の感想:
大事な感想は「このペンはウォームアップが必要」ということ
軸が長めで、回転クレヨンの軸が少し滑るため、1日のうちかなりの時間うまくコントロールできません。本番の撮影前は、しばらく回して指の摩擦を戻す必要があります
もちろん、調子が出てくれば回し心地は間違いなく良く、リバースのコンボや inf 系の技にとても向いていると思います(両端のグリップ感がとても良い)
名作とまでは言えませんが、700N と回転クレヨンの組み合わせとしては期待どおりで、それこそがこのペンを作った目的でした
写真:Joey